モールス

モールス、という映画を見た。いじめられっ子の12歳の男の子と、隣に越してきた同い年の女の子が出てくる。どちらも孤独で、ふたりの孤独が時間をかけずすっと重なり、物語は進む。

見終わったとき、この少年少女とさよならすることをとても寂しく思った。

自分が12歳のとき、どんなだったかな。やっぱり好きな子には笑ってほしかったり、落ち込んでたら守りたいなと思う、そんな女の子だった。12歳のいっしょうけんめいは、それはきっと不純物のない井戸の底の水のよう、そしてまっすぐだ。そうして生まれた誰かとの絆はとても強い。

劇中、壁伝いにふたりはモールス信号でおしゃべりをする。映画を見つめながら、わたしもそこに行きたいと思った。ふたりと友達になりたいと思った。

英題はlet me in  意訳すると「わたしを仲間にいれて、仲間にして」とかそんなかんじらしい。胸の中を見つめられてしまったかのような、胸にモールス信号を送られてきたような、そんな映画だ。

Thank you for reading♡

投稿者: usajun

浅草出身、同級生ユニットの片割れ。千束小学校出身。